Archive for 10月, 2019

筋力

筋力
筋力
婦人画報2019年11月号の婦人科コラム欄は“筋力”について書かれていました。いま、老年期の「フレイル(虚弱)」が問題になっています。
フレイルとは、健常な状態と要介護状態の中間のことです。多くの高齢者は‟筋力”が衰える「サルコペニア」を経て、さらに生活機能全般が衰えるフレイルとなり、要介護状態に至ります。

東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢教授はこう解説しています。
「フレイルの主要因にサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)があります。サルコペニアは要介護の入り口。サルコペニアによって転倒骨折しやすくなり、億劫になることも含め外出頻度が減少、徐々に社会との接点が減って認知機能が低下しやすくなります。
これまでは生活習慣病対策として“メタボ”予防ばかり叫ばれていました。しかし、65歳以上では太っている人より、やせている人のほうが総死亡率が高いことがわかってきました。

メタボ、生活習慣病予防に注意してカロリーコントロールするのは60代前半まで。
老年期の低栄養、フレイルを予防するためにも、60代半ばからは個別の状況を判断しつつ徐々にギアチェンジして、適切なエネルギーやタンパク質を摂るようにすることが重要です。噛まない、柔らかいものばかり食べることによる口腔機能の低下(オーラルフレイル)により、低栄養→心身の機能低下→フレイルヘ至る問題も明らかになっています。
筋肉をつけるためには、定期的な運動(筋トレと有酸素運動)とタンパク質に気をつけたバランスのよい食事が大事。そしてオーラルフレイル予防のためにしっかり噛むことも大事です」。


筋力20歳以上の約7割が運動習慣をもっていないという日本の現状で、ほかにも効果的なフレイル予防はないのでしょうか?という質問に飯島先生は
「それは社会やコミュニテイ、人とつながっていることです。約5万人の自立高齢者に行った大規模な調査研究があります。
①身体活動(運動) ②文化活動 ③ボランティア・地域活動を日常習慣として行っているかを聞き、フレイルのリスクを調べました。すると、予想通り①~③すべてを行っている人のフレイルリスクが最も低いという結果でした。
しかし、①の運動だけ行っていて②③は行っていない人より、①の運動はしていないが②③の活動を行っている人のほうが、フレイルリスクが約3分の1も低かったのです。フレイル予防の観点から考えると、ひとりで運動だけ行っているよりも、コミュニティや人とつながっていることの重要性を示した結果です」と答えていました。更年期からの筋力リザーブは、要介護状態を短くして健康寿命を延ばすための財産となります。

配信 Willmake143

ドライマウス外来

ドライマウス外来
ドライマウス外来家庭画報2019年11月号は“ドライマウス外来”を紹介していました。2002年、全国に先駆けて「ドライマウス外来」を開設した栃木医療センターは、ドライマウスの診療では全国有数の実績を誇っているそうです。

ドライマウスは、さまざまな原因によって口が乾く病気で、医学的には「口腔乾燥症」と呼ばれます。
患者は圧倒的に女性が多く、50代以降で罹患する人が増えてきます。「症状として重要なのは唾液量が減少することで、初期には口の中が乾いたり、ネバネバしたりしますが、異常として認識されにくいため、舌の痛みやざらつき感などを感じるようになってから受診する人が多い」と同外来を担当する岩渕博史先生は説明しています。

唾液量が減少する原因は大きく二つに分類され、一つは唾液がつくれなくなること、もう一つは体内の水分が減ることです。
唾液がつくれなくなる原因で最も多いのは、薬の副作用によるもので、高血圧の薬、精神安定剤、頻尿の薬、アレルギーの薬などは唾液の分泌を抑制することがよく知られています。
「炎症や腫瘍による唾液腺の障害、極度のストレスや更年期障害、がんの放射線治療や抗がん剤治療が原因のこともあります。
さらに原因疾患で多いのは自己免疫疾患の一つであるシェーグレン症候群です。当外来を受診された人の約半数にこの病気が見つかっている」そうです。
一方、体内の水分が減るのは、ほかの病気や治療によることが多く、糖尿病や尿崩症、透析治療、利尿剤の常用などは体内から水分を排出する原因となります。診断ではこれらの原因を見極めることが重要になってきます。


ドライマウス外来もう一つ注意しなければならないのは唾液量が正常なのに口が乾くと訴える人が少なからずいることだそうです。
「唾液成分異常や保湿力の低下、精神的要因などによって起こり、近年はこのような場合もドライマウスと診断し、治療対象とする方向に変わってきている」と岩渕先生は述べています。

ドライマウスの治療は、原因に応じて行われ、ほかの病気によってドライマウスを生じている場合は、その治療が最優先されます。
また、薬の副作用が疑われる場合は、その薬の中止や変更を、処方した主治医と相談します。
「薬を中止できないときは、よく噛んで食べるなどの咀嚼リハビリに取り組んでおくと唾液腺が萎縮するのを防げます。
ドライマウスは逆流性食道炎や食道がん、風邪、インフルエンザ、うつ病などを引き起こすこともわかってきました。
放置すると全身の健康にも悪影響をもたらします。口が乾くなどの自覚症状があるのなら、ためらわずに専門外来をぜひ受診してください」と岩渕先生はアドバイスしていました。

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音楽療法

音楽療法
音楽療法サンデー毎日2019年10月20号が、ココロとカラダを癒やす音楽療法についての記事を載せていました。音楽を利用して心身の治療や健康増進を図る「音楽療法」が医療の現場でも取り入れられているそうです。


音楽療法 一般社団法人・日本音楽療法学会名誉理事長で、聖徳大名誉教授の村井靖児先生(音楽学・精神医学)は、「認知症の人は、その瞬間のことは脳に記せなくても、昔の記憶は消えていない。昔、よく聴いた歌は覚えているんです。みなさん、歌っている時は実にいい表情をしていますよ」と述べています。 
ポイントは、しっかり自分で発声すること、そして歌詞の味わいを得て、心を奮わせることだそうです。
歌うことで、懐かしい世界にひたる「精神的反応」、他人と一緒に行動することで心のつながりを得る「社会的反応」、そして喉を使うことで喉の筋力を維持し誤嚥を防ぐといった「身体的反応」が得られるというのが村井先生の見解です。


音楽療法埼玉医科大短大名誉教授で理学博士の和合治久先生は「モーツァルトと健康効果」を研究しています。血液の流れなどを調節する自律神経には「交感神経」と「副交感神経」とがあります。
緊張やストレスのある状態や寝不足が続くと、交感神経が優位となり血流が悪くなったりします。副交感神経を優位にすれば、それは解消されます。
そこで、和合先生は、副交感神経を刺激するツールとして音楽に着目したのだそうです。和合先生は和音が多く、特に倍音が発生しやすいモーツァルトの楽曲をすすめています。

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秋バテを防ぐ

秋バテを防ぐ
秋バテを防ぐ2019年10月21日付の毎日新聞が、鎌田實先生の秋バテを防ぐ5つの行動を紹介していました。
厳しい夏の暑さが一段落し、「食欲の秋」「スポーツの秋」がやってきました。なのに、なんとなくやる気が出ない、いつまでも疲れが残つているといった、気温の差に体が対応しきれていない状態は、”夏バテ”ではなく”秋バテ“です。

夏から秋への季節の変わり目は、朝スッキリ起きられない、体がだるい、食欲がない、といった症状が起こりがちです。
これらの症状は自律神経の乱れによって生じると考えられています。こうした秋バテを解消するには、ぬるめのお風呂にゆっくり入って、しっかり眠り、体を休めることが大切。
そのうえで、バテない体づくり 「五つのポイント」を始めてみようと鎌田先生はいっています。


秋バテを防ぐ 「秋バテを放っておくと、活動量も減っていくので、年齢バテを促進してしまう。年齢バテ、つまりフレイル、虚弱だ。特に高齢者はフレイルにならないように、この秋も元気に動ける体づくりを心がけたい。」
と鎌田先生は述べていました。

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万能美肌成分ビタミンC

万能美肌成分ビタミンC
万能美肌成分ビタミンC日経ヘルス2019年10月号はビタミンCについての記事を載せていました。
数ある美肌成分の中で、長年にわたり不動の地位を誇るビタミンCは、さまざまな技術によって安定性や浸透力が年々向上しているそうです。

現在市販されている ”塗るビタミンC“ には、ビタミンCそのままの「ピュアビタミンC」と、肌の中の酵素反応によってビタミンCを働かせる「ビタミンC誘導体」の大きく2つのタイプがあります。
「ピュアビタミンCは、配合されているビタミンC濃度が高いほど肌への効果が高いと考えられており、シミなどのトラブルにアプローチする効果も高くなる」とロート製薬東京学術チームの正木久美子さんは話していました。

“のむビタミンC”で肌の内側からアプローチするのも有効だそうです。
「ビタミンCは摂取後12〜24時間で肌に届く。毎日コンスタントに摂取することが、肌の老化予防のために大切」と東京都健康長寿医療センター研究所の石神昭人部長は述べています。効果的な塗り方、のみ方のコツが紹介されていました。


万能美肌成分ビタミンC

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